魔法使い

ものごころついた頃

僕は

母親から

『あんたは手先が器用だねー』

褒められました

たしか 

裁縫の時に針に糸を入れるのをお手伝いした時だったかな
その瞬間

まんまと

母親の魔法にかかったんだよね
自分は手先が器用って

僕の人生でとても重要な

アンテナをもらったんだ

工作

裁縫

プラモデル

手先でできる事は

自分が得意な事って

1ミリも疑わない魔法をかけてくれたんだ

あなたの未来は

この手で作っていくものだって‥

魔法のおかげで 

僕は
人の想いのお手伝いを
この手で

しています
明日も、

誰かの笑顔のために

魂を込めて 

花を生けます

   
   

ミニミニ社長でした

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